送信ドメイン認証 かんたん設定センター(SPF/DKIM/DMARC/BIMI)

3つの必須設定と1つの任意設定、SPF/DKIM/DMARC と BIMIを無料チェック。
設定値と、担当者に渡す依頼文まで、この場で作れます。

登録不要 無料 30秒

あなたのメールドメインを無料診断します

3大必須設定(SPF・DKIM・DMARC)と、任意設定のBIMI(ロゴ表示)を、まとめて確認します。

🔰 「独自ドメイン」「DNS」がはじめての方は、まずはじめてガイドをどうぞ。

1判定方法を選ぶ

2診断する(サブ)ドメイン

メールを「送る」ときに使っている(サブ)ドメインを入力してください。
差出人欄のコピペでOKです。自動抽出します。

DKIMの「セレクタ名」がわかる場合(任意)
確認中…

必要な設定値を自動でつくります

ドメインを入れて、お使いのサービスを選ぶだけ。3大必須設定(SPF・DKIM・DMARC)と、希望すれば任意のBIMIの設定値・登録手順を、お使いのドメイン管理サービスの画面に合わせて自動で作成します。作った設定書は印刷やコピーで、そのまま担当者への依頼にも使えます。

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1設定する(サブ)ドメイン

メールを「送る」ときに使っている(サブ)ドメインを入力してください。
差出人欄のコピペでOKです。自動抽出します。

2メールの送信に使っているサービス

このドメインでメールを「送る」ときに使っているサービスを選んでください。SPF・DKIMの値はサービスごとに異なります。

3ドメインを管理しているサービス

通常は「自動判定」のままでOKです。ドメインのネームサーバー情報から、お名前.com・ムームードメインなどの管理サービスを自動で判定し、その管理画面に合わせた入力手順を表示します。自分で選びたい場合は「任意選択」に切り替えてください。

4DMARCレポートの受け取り(任意)

DMARCを設定すると「なりすましの状況レポート」をメールで受け取れます。受け取りたい場合はアドレスを入力してください(空欄でもDMARC自体は設定できます)。

5DMARCポリシー(任意)

なりすましメールが来たときの「扱いの強さ」の設定です。レポート受け取りとは別の項目ですが、どちらも同じDMARCレコードに含まれます。まずは初期値の「p=none(様子見)」のまま設定し、レポートで問題がないことを確認してから段階的に強化するのがおすすめです。BIMIのロゴ表示には p=quarantine 以上が必要です。

6BIMI — 送信者アイコンにロゴ表示(任意)

認証に合格したメールで、Gmailなどの受信画面の送信者アイコンに自社ロゴを表示できる仕組みです。不要ならこのまま進んでOKです。

なぜ今、送信ドメイン認証(SPF/DKIM/DMARC)が必須なの?

2024年2月、Google(Gmail)が衝撃のルール変更を発表しました。さらに2025年11月、メール受信の一時的な拒否や永続的な拒否など、強い措置を断行。
Yahoo!(Yahoo!メール)、Microsoft(Outlook.com)、Apple(iCloudメール)も次々と同等のルールを施行しました。

送信ドメイン認証(SPF/DKIM/DMARC)のないメールは、迷惑メールフォルダに入り、その先は受信拒否へと、その対応は年々厳しくなっています。

「1日5,000通以上が対象」と紹介されることが多いですが、実は、通数が少なくても対象です。

  • Gmail5,000通未満のメール送信者にも、SPFまたはDKIMが義務付けられています。
  • Yahoo!メール通数の基準はありません。認証を導入・判定クリアしていないメールは、迷惑メールと判定したり、受信を拒否したりする場合があると公表しています。
  • iCloudメール通数の基準はありません。メール送信者には、SPF・DKIM・DMARCすべてが義務付けられ、満たさない場合は受信を拒否されます。

必要な設定の早見表

送信先 送信通数 SPFDKIMDMARC
Google(Gmail) 1日5,000通未満 必須(どちらか一方) 推奨
1日5,000通以上 必須 必須 必須
Yahoo! JAPAN(Yahoo!メール) 通数を問わず 推奨(3つのいずれか)
Microsoft(Outlook.com) 1日5,000通未満 推奨 推奨 推奨
1日5,000通以上 必須 必須 必須
Apple(iCloudメール) 通数を問わず 必須 必須 必須
  • 推奨:設定していない場合、迷惑メールフォルダに入る可能性が高いです
  • 必須:設定していない場合、受信をブロックされる可能性が高いです

※ 各社の公表内容にもとづく要約です。最新の条件は送信者要件まとめ公式一次ソース集でご確認ください。

つまり、通数の多い/少ないにかかわらず、設定がないメールは「届かない・迷惑メール行き」の運命にあります。

全体像 — やることは、この4ステップ

「送信ドメイン認証(SPF/DKIM/DMARC)」と聞くと難しそうですが、やることは、ドメイン管理サービス(お名前.com等)の画面に、決まった値を貼り付けるだけです。まずは全体像をつかみましょう。

  1. ① 独自ドメインを用意するyour-company.com などの、あなた専用の独自ドメインを用意します。すでにホームページなどで使っているものがあればそれでOKです。→ 用意のしかたを見る
  2. ② 設定値をつくるお使いのメール送信サービスに合わせて、送信ドメイン認証(SPF/DKIM/DMARC)の値をこのツールが自動作成します。→ 今すぐ無料でつくる
  3. ③ ドメイン管理サービスの画面に貼り付けるドメイン管理サービス(お名前.com等)の画面に値を貼り付けます。担当者に渡す依頼文も作れます。→ 貼り付け手順を見る
  4. ④ 診断で確認反映は最大72時間。無料診断で「✅ 設定済み」になれば完了です。→ 30秒で診断する

🔰 「独自ドメイン」「DNS」という言葉からわからない——という方は、はじめてガイドで、ドメインの用意とDNSのきほんから解説しています。

3大必須設定(SPF・DKIM・DMARC)ってなに?

SPF・DKIM・DMARCの3つは「あなたのドメインをかたる、なりすましメールを防ぐ仕組み」で、送信ドメイン認証の3大必須設定です。BIMIはその上に乗せる任意のオプション。むずかしく考えず、こう捉えてください。

🏣

SPF = 住所の登録

「うちのメールは、このサーバーから送ります」と世界に宣言する仕組み。登録がないと、受信側は本物かどうか判断できません。

→ くわしい解説ページ

🖋

DKIM = 電子印鑑

メール1通1通に電子的なハンコを押し、「途中で改ざんされていない本物」だと証明する仕組みです。

→ くわしい解説ページ

📋

DMARC = 取り扱いルール

「なりすましメールが来たら、こう扱ってください」という指示書。なりすましの発生状況レポートも受け取れます。

→ くわしい解説ページ

🏅

BIMI = ロゴの名札(任意)

3つの認証に合格したメールの送信者アイコンに、自社ロゴを表示させる仕組み。DMARC強化のごほうび的な上級オプションです。

→ くわしい解説ページ

「うちはどれが必要?」「何から手を付ける?」——学習センターに、目的別の記事をまとめてあります。

📖 学習センターで詳しく学ぶ

送信ドメイン認証を学ぶ・調べる

最新の送信者要件、届かないときの対処、サービス別の設定手順、仕組みの基礎まで。知りたいところから読めます。

🔍 読んだら、実際に確認してみる

知識が入ったら、自分のドメインの現状を30秒でチェック。
足りない設定があれば、そのまま設定値と担当者への依頼文まで作れます。

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よくある質問

送信ドメイン認証の設定でいちばん怖いのは、「よくわからないまま触って、いま届いているメールを止めてしまうこと」ではないでしょうか。このFAQは、その不安を先に取り除くことを最優先に作りました。すべての答えを結論から書き、「できること」と同じくらい「できないこと」も正直に書きます。それが、あなたのメールを守るいちばんの近道だからです。

🆕 2026年のいま — 最新事情

ルールは、これからも厳しくなりますか?
その前提で構えておくのが安全です。2024年2月のGmailの発表から、2025年11月の強い措置(拒否等)の施行、Yahoo!・Outlook・iCloudの追随まで、流れは一貫して「強化」の一方向です。ただし、3大必須設定を済ませDMARCを育てている送信者にとっては、ルールが変わるたびに慌てる必要はありません。要件の最新状況は5社の送信者要件まとめ(最終確認日つき)で追えます。
DMARCの新仕様「RFC 9989」で、何が変わったのですか?
2026年5月にDMARCの標準が改訂されました。一般的な設定はそのまま有効ですが、「pct」タグを使っている場合だけ見直しが必要です。主な変更は、①段階適用に使われたpctタグの廃止(用途の一部は新しいtタグへ)、②レポート仕様の分離(集約レポート・失敗レポートが別文書に)、③組織ドメインの判定方法の変更(DNS Tree Walk方式へ)、④np(存在しないサブドメイン向けポリシー)などの追加。v=DMARC1; p=...; rua=...という一般的なレコードは変更不要です。本ツールは新仕様をふまえた設定値を作成します。
以前ブックマークした解説記事を参考にしてもいいですか?
2025年以前の記事には、現行仕様と異なる説明(pct=の使い方など)が含まれることがあります。悪い記事だったわけではなく、仕様のほうが変わったのです。迷ったら各社の公式ドキュメントに当たるのが確実です。公式一次ソース集に、引用・社内説明にも使える形で原典リンクをまとめてあります。

🧭 はじめての方へ — そもそも、これは何?

プロバイダーやフリーメールのアドレス(@ocn.ne.jp、@gmail.com など)のままではダメですか?
一斉配信には使えません。ドメイン認証を設定できないため、受け取り拒否される可能性が高いからです。プロバイダー(OCN・So-netなど)やフリーメール(Gmail・Yahoo!メールなど)のアドレスは、そのドメインを所有しているのが提供会社です。DNSを変更できるのはその会社だけなので、あなたがSPF・DKIM・DMARCを設定することはできません。
さらに近年は、これらのドメインの多くに「p=reject(拒否)」という強い設定がなされています。「このドメインのメールサーバー以外から送られたものは受取拒否して」と受信側に依頼する設定です。そのため、メール配信サービスからこれらのアドレスで送ると、受け取る側(Gmailなど)に拒否されます。実測でも、OCN・So-netのアドレスからの配信が「rejected due to DMARC policy」で返ってくる事例が確認されています。
解決策は独自ドメインをご用意いただくことだけです(年1,000円台〜)。取得すれば設定する値をつくるから設定でき、この問題は解消します。→ 独自ドメインの用意のしかた
※ プロバイダーのアドレスを、普段の1対1のやりとりに使う分には問題ありません。そのプロバイダーのメールサーバーから送るかぎり、認証は正しく通ります。
SPF・DKIM・DMARC・BIMIとは、結局何ですか?
あなたの会社をかたる「なりすましメール」を防ぎ、メールを確実に届けるための仕組みです。むずかしく考えず、4つの役割はこう捉えてください。
  • 🏣 SPF=住所の登録:「うちのメールは、このサーバーから送ります」と世界に宣言する
  • 🖋 DKIM=電子印鑑:メール1通1通にハンコを押し、「途中で改ざんされていない本物」と証明する
  • 📋 DMARC=取り扱いルール:「なりすましが来たら、こう扱ってください」という指示書。発生状況のレポートも受け取れる
  • 🏅 BIMI=ロゴの名札(任意):認証に合格したメールの送信者アイコンに自社ロゴを表示する
SPF・DKIM・DMARCの3つが必須の土台、BIMIはその上に乗せる任意のオプションです。くわしくは各解説ページ(SPFDKIMDMARCBIMI)へ。
なぜ「今すぐ必要」と言われるのですか?
受信側のルールが変わったからです。もう「推奨」ではなく、事実上の送信条件になっています。2024年2月にGoogle(Gmail)が新しい送信者ルールを発表し、2025年11月には配信の中断・一時的または永続的な拒否など強い措置を施行。Yahoo!メール、Outlook.com、iCloudメールも同等のルールを導入しました。認証のないメールは「迷惑メールフォルダ行き → その先は受信拒否」へと、対応は年々厳しくなっています。最新の条件は5社の送信者要件まとめ(最終確認日つき)でご確認ください。
1日5,000通も送っていません。それでも必要ですか?
必要です。「5,000通以上が対象」は誤解で、通数が少なくても対象です。各社の公表内容を要約すると次のとおりです。
送信先送信通数必要な設定
Gmail1日5,000通未満SPFまたはDKIMが必須、DMARC推奨
Gmail1日5,000通以上SPF・DKIM・DMARCすべて必須
Outlook.com1日5,000通以上SPF・DKIM・DMARCすべて必須
Yahoo!メール通数を問わず認証を強く推奨。未対応は迷惑メール判定・受信拒否の場合あり
iCloudメール通数を問わず一斉送信はSPF・DKIM・DMARCすべて必須
さらに通数にかかわらず、認証のないドメインはなりすましに悪用されやすく、迷惑メール判定もされやすくなります。「少ないから関係ない」がいちばん危険な思い込みです。
メルマガは送らず、業務メールだけです。それでも対象ですか?
対象です。認証は「メルマガ用の設定」ではなく、そのドメインから出るすべてのメールが対象です。見積書の送付も、問い合わせフォームの自動返信も同じです。そして、なりすまし被害の実害が大きいのは、実はメルマガより業務メール(請求書詐欺・取引先への詐称など)のほうです。
4つ全部やらないとダメですか?どの順番でやりますか?
必須は3つ、順番は SPF → DKIM → DMARC。BIMIは余裕ができてからの任意オプションです。おすすめの流れは、SPF → DKIM → DMARC(まず様子見のp=none)→ レポートで状況確認 → ポリシーを段階的に強化 →(希望すれば)BIMI。全体像は認証ロードマップにまとめてあります。迷ったら「設定する値をつくる」で3つ分の設定値を一度に作れます。
設定すれば、迷惑メールに入らなくなりますか?
保証はできません。認証は「土台」であって「合格切符」ではないからです。受信トレイに入るかどうかは、認証に加えて、送信ドメインの評判、迷惑メール報告率、配信リストの状態、メールの内容にも左右されます。ただし土台がなければ、そもそも審査の入口にも立てません。「設定したのに入る」場合は対処の手順届かない原因チェックリストへ。
なりすましやフィッシングを完全に防げますか?
「自社ドメインをそのままかたる」なりすましには強力です。ただし万能ではありません。防げないものも正直にお伝えします。①examp1e.comのような類似ドメインからの送信、②差出人の表示名だけを社名にする詐称、③乗っ取られた正規アカウントからの送信。これらは別の対策(類似ドメインの監視、受信者への注意喚起、アカウントの多要素認証)が必要です。それでも「自社ドメインの完全な複製」を封じられる意味は大きく、対策の第一歩はここからです。

🚑 届かない・うまくいかないとき

3つとも設定したのに、迷惑メールに入ります。
認証は「土台」で、迷惑メール判定は内容・配信リスト・苦情率でも決まります(→「認証は土台」の話)。次の順で見直してください。①まず診断で3つとも本当に有効か確認(DKIMのアライメントまで→アライメントの話)、②存在しないアドレスへの送信を続けていないか(エラーアドレスの整理)、③受信者から迷惑メール報告をされていないか(Gmailの目安は報告率0.3%未満、推奨0.1%未満。Gmail Postmaster Toolsで確認できます)、④ワンクリックで解除できる導線があるか。詳細は届かない原因チェックリストへ。
Gmailにだけ届きません。
Gmail固有の要件(認証+迷惑メール報告率+ワンクリック解除など)を疑ってください。エラーメールに「5.7.26」とあれば認証不備が原因です。Gmailの送信者ガイドライン解説で、要件を1つずつ確認できます。
Outlook宛てで「550 5.7.515」エラーが返ってきます。
Outlook.comの認証必須化によるエラーで、SPF・DKIM・DMARCの整備で解消します。エラーコードの読み方と対処手順はOutlookの認証必須化と550 5.7.515にまとめてあります。
ドコモなど携帯キャリア宛てだけ届きません。
携帯キャリアには独自の確認ポイントがあります。たとえばドコモは、差出人欄のドメイン側のSPF宣言やA・MXレコードについて独自の注意事項を公開しています。また、受信者側の「なりすましメール拒否」設定が強めだと、転送経由の正規メールが弾かれることもあります。GmailはOKで携帯だけNGという場合、この2点(差出人欄ドメイン側のDNSと、受信者側の拒否設定)から確認してください。
チェックツールでは合格なのに、実際のメールはfailになります。
「DNSに正しいレコードがある」ことと「実際の送信がそのレコードを通る」ことは別問題です。レコードが正しくても、実際の送信が別経路から出ていれば失敗します。本当の答えは実物のメールが持っています:Gmailでメールを開き「︙」→「メッセージのソースを表示」で Authentication-Results を見るか、その内容を本ツールの完全判定に貼り付ければ、実際の認証結果まで確認できます。
昨日まで届いていたのに、急に届かなくなりました。
「自社の変更」「配信会社側の変更」「受信側のルール強化」の3方向から切り分けます。①直近でDNSや配信サービスを変更しませんでしたか? ②配信会社からIP変更・仕様変更の告知は出ていませんか? ③GmailやOutlookの要件強化のタイミング(→受信側ルールの変化)と重なっていませんか? エラーメール(バウンス)の文面にコードがあれば、それが最短の手がかりです(5.7.26→Gmailに届かない、550 5.7.515→Outlookの550エラー)。
メーリングリストや自動転送で、DMARCが失敗します。
昔からある構造的な弱点です。あなたの設定ミスではありません。メーリングリストが件名に[ML名]を付けたりフッターを足したりすると、電子印鑑(DKIM)が「改ざんあり」となって壊れ、転送でSPFも失敗します(→転送とSPFの宿命)。対策は、①転送に強いDKIMアライメントを合格の主軸にする、②メーリングリスト側の対策(From書き換えや、転送経路の認証結果を引き継ぐARCという仕組みへの対応)を確認する、の2つです。

🛠 設定するとき — 事故を起こさないために

設定を変更して、いま届いているメールが止まりませんか?
正しく「追加」するかぎり、止まりません。ここがいちばん大事なので先にお答えします。SPFの新規追加、DKIMの追加、DMARCをp=noneで置くこと。この3つは既存のメール配送に影響しない安全な操作です。危険なのは次の3つだけです。
  1. 既存のSPFレコードを上書き・削除してしまう(→上書き厳禁の話
  2. いきなりDMARCをp=rejectにする(→引き上げの手順
  3. SPF末尾をいきなり-allにする(→~all と -all
本ツールの「設定する値をつくる」は、既存レコードをふまえた値を作るので、この3つの事故を避けられます。
どの会社の、どの管理画面で設定するのですか?
「ドメインのDNSを管理している会社」の管理画面です。メール配信会社やレンタルサーバー会社とは別のことがあります。ドメインを買った会社・サーバーの会社・配信サービスの3社が絡むと、どこを触ればいいか分からなくなりがちですが、答えはネームサーバー(DNS)を持っている1社だけ。本ツールはネームサーバー情報から管理サービスを自動判定し、Xserver・お名前.com・ムームードメインなど9社別の画面手順を表示します。
すでにTXTレコードがあります。上書きしていいですか?
上書きは厳禁です。追加が原則、SPFだけは「1本に統合」です。Googleのサイト確認用TXTなど、他のTXTレコードはそのまま共存できるので消さないでください。唯一の例外がSPFで、SPFレコードは1ドメインに1本だけというルールがあります。すでにv=spf1で始まる行があれば、2本目を作るのではなく、その1本の中にinclude:を追記します(→SPFは1本に統合2本書くとどうなる?)。
設定してから、どのくらいで反映されますか?
通常は数分〜1時間ほど。最大で72時間かかることがあります。設定後しばらくしてから、「設定できているか確認」タブでチェックしてください。すぐ反映されなくても慌てる必要はありません。
間違えたら、すぐ戻せますか?
戻せます。DNSは変更前の値に書き戻せば元どおりです。そのために、作業前にひと手間だけ:現在のレコードをコピーして保存しておいてください(本ツールの診断結果を印刷・PDF保存でも代用できます)。あわせてTTL(DNSの反映間隔)を短めにしておくと、万一のときの切り戻しも速くなります。「戻せる状態を作ってから触る」——これだけで、DNS作業の怖さはほとんど消えます。
自分で設定するのは不安です。誰に頼めばいいですか?
ドメインを管理している制作会社・サーバー会社・社内のIT担当に、「依頼文」をそのまま渡せばOKです。「設定する値をつくる」の結果画面には、設定値入りの依頼文テンプレートが付いています。印刷(またはPDF保存)か「依頼文をコピー」で渡せば、通常は短時間で終わる作業です。文面の例は依頼文テンプレートにもあります。

📨 費用・体制・これからの運用

一度設定したら、終わりですか?
「設定」は一度で終わりますが、「自社の名前で誰がメールを送るかの管理」は続きます。といっても大げさなことではありません。続くのは3つだけ:①新しいメール送信サービスを導入したらSPF/DKIMを追加する、②解約したら削除する(→解約時は必ず削除)、③DMARCレポートをたまに眺めて異変がないか見る。月1回・15分の点検で十分に回ります。逆に、この3つを誰の仕事にするかだけは決めておいてください。
解約した配信サービスのDNSレコードは、消すべきですか?
必ず消してください。放置は「使っていない合鍵を回収しないまま」の状態です。古いinclude:はSPFの10回制限(→10回制限とは)を無駄に消費するうえ、そのサービス経由でまだ自社ドメイン名のメールを送れる状態を残します。委任先が消えたCNAME(→CNAME委任とは)は第三者に取得・悪用されるリスクさえあります。サービス解約時のチェックリストに「DNSレコードの削除」を1行入れておきましょう。
どこまで無料で、どこから有料ですか?
境界線は「情報か、人か」です。情報はすべて無料。人が動く作業だけが有料です。ここをあいまいにしないために、はっきり分けて書きます。
無料(このサイトのすべて)有料(人が動くもの)
・ドメイン診断(回数・ドメイン数の制限なし)
・SPF・DKIM・DMARC・BIMIの設定値の作成
・ドメイン管理サービス別の設定手順
・担当者に渡す依頼文の作成
・解説記事・FAQ・学習センターのすべて
・診断結果の印刷/PDF保存/共有
設定代行(調査・設定・反映確認・書面納品)
個別サポート(お客様のドメインの状況を個別に調べて回答する対応)
・DMARC育て上げ(レポートの観測と段階的な引き上げ)
登録も、会員登録も、無料期間の終了もありません。このサイトの情報は今後も無料のままで、途中から課金に変わることはありません。有料になるのは、お客様が「人に動いてもらう」ことを選んだときだけです。ご注意いただきたいのは、設定を丸ごと代行しない場合でも、個別サポートは有料になる点です。お客様一人ひとりの環境を調べて回答する作業には、代行と同じく人の時間がかかるためです。個別サポートをご希望の場合は、おまかせ設定代行からご相談ください。
なぜ、そこだけ無償にできないのか。診断ツールや設定値の作成は、一度作れば何万人にお使いいただいても追加の費用がかからないため、無料で公開できています。いっぽう人が動く作業は、ご依頼が増えるほどそのぶん人件費がかかります。これを無償でお引き受けすると、結果として無料の部分を続けられなくなってしまいます。申し訳ありませんが、ご理解いただけますと幸いです。もちろん、費用をかけずに済ませる道は必ず残してあります——設定値をつくるで値を作り、管理画面別の手順のとおりに貼り付ければ、多くの方は30分ほどでご自分で完了できます。ご自身で管理画面を触らない場合も、依頼文テンプレートを制作会社や社内のIT担当にお渡しいただければ、費用はかかりません(→誰に頼む?)。
全部でいくらかかりますか?
0円です。このサイトの範囲だけで、最後まで設定を完了できます。DNSの設定そのものに費用はかかりません。診断も、設定値の作成も、管理画面別の手順も、担当者へ渡す依頼文も、すべて無料でご利用いただけます。料金が発生する場面はひとつもありません。
そのうえで、「どうしても設定が難しい」「やってみたけれど、うまくいかない」「面倒なので任せたい」という方のために、救済としてのおまかせ設定代行をご用意しています。こちらをお選びいただいた場合にかぎり、20,000円+税〜(1ドメイン)の費用がかかります。なお、まだ何も設定していない状態なら、無料の情報だけで20分ほどで完了できますので、代行をご利用いただく必要はありません。同種のサービスの相場は、値をご自分で用意して登録だけを頼む作業代行が5,000〜22,000円ほど、設計から任せる支援サービスが5万円〜です。
このほか、任意の設定として、BIMIの証明書(VMC/CMC、年額→VMCの費用)と、DMARCレポートの有料解析サービス(無料の範囲でも始められます)に費用がかかることがあります。いずれも3大必須設定を0円で終えたあとの、上級オプションです。
担当者が辞めても困らないようにするには、どうすればいいですか?
「どのレコードが・どの契約のためにあるか」の一覧を残してください。それだけで十分です。SPFのinclude:1行ごとに対応するサービス名、DKIMのセレクタごとに契約と担当者。この対応表がないと、数年後に「消していいのか誰にも分からないレコード」が積み上がります。本ツールの設定書を印刷・PDF保存しておくだけでも、立派な引き継ぎ資料になります。
結局、この取り組みの本質は何でしょうか?
「誰が、あなたの会社の名前でメールを送ってよいか」を、把握し、制限し、見守り続けることです。DNSに4つのレコードを登録する技術作業に見えますが、実体は会社の「送信権限の管理」です。SPFで送信元を宣言し、DKIMで本物の証を押し、DMARCで違反の扱いを指示して状況を監視する。ここまで来れば、「誰でも自社ドメインを名乗れる状態」はもう終わっています。BIMIのロゴは、その管理をやり切った送信者だけが付けられる名札です。

🏣 SPF — 住所の登録

SPFは、何を確認しているのですか?
「このドメインのメールは、このサーバーから送ります」という宣言と、実際の送信元(IPアドレス)の照合です。ひとつだけ、あとで必ず効いてくる大事な注意があります。SPFが照合しているのは、配送に使われる「裏の差出人」(エンベロープFrom/Return-Path)であって、受信者の画面に見える差出人欄そのものではありません。この「表と裏の差出人は別物」という事実が、DMARCの話(→アライメントの話)を理解する鍵になります。
複数のサービスからメールを送っています。SPFはどう書きますか?
1本のレコードの中にinclude:を並べて統合します。レコードを2本に増やすのはNGです。たとえばGoogle Workspaceとメール配信サービスの併用なら、v=spf1 include:(Google分) include:(配信サービス分) ~allのように1本にまとめます。なお、DKIMはサービスごとに別々に追加でき(→セレクタとは)、DMARCはドメインに1本だけでOKです。
SPFレコードを2本書くと、どうなりますか?
「permerror(恒久的エラー)」となり、両方とも無効扱いになる危険があります。せっかく設定したのに、2本あるせいでゼロ扱い——実際によくある失敗の筆頭です。管理画面でv=spf1の行が2つ以上ないか、診断で確認してください。ほかの定番ミスはよくある失敗パターン10選にまとめてあります。
末尾は「~all」と「-all」、どちらにすべきですか?
迷ったら「~all」で始めてください。それで困ることはほぼありません。~allは「宣言外のサーバーからのメールは怪しんでください(ソフトフェイル)」、-allは「拒否してください」という強い宣言です。-allのほうが強そうに見えますが、現在なりすましを実際に止める主役はDMARCポリシー側(→引き上げの手順)なので、~allのままでも守れます。-allへの変更は、自社の送信経路をすべて把握できてから検討すれば十分です。ちなみに+all(誰でも送信OK)は宣言の意味がなくなるので絶対に使わないでください。
「DNSルックアップ10回制限」とは何ですか?
SPFの検証中にDNS参照が10回を超えると、SPF全体がエラー(permerror)になる仕様上の制限です。落とし穴は、include:先の中にあるinclude:も数えられること。自分のレコードは短く見えても、配信サービスを追加していくうちに、ある日突然超えます。対策は、使っていないinclude:の削除(解約済みサービスが残っていませんか?→解約時は必ず削除)と、送信用途ごとのサブドメイン分離です。IPアドレスを直書きする「SPFフラット化」という回避策もありますが、配信会社のIP変更に自動追従できなくなるリスクがあるため、安易にはおすすめしません。
メールが転送されると、SPFが失敗すると聞きました。
事実です。そしてこれは、設定ミスではなく仕組み上の宿命です。転送されたメールは「転送した人のサーバー」から再送されるため、あなたのSPF宣言に載っていない送信元になってしまうのです。だからこそ、転送されても壊れにくいDKIM(→DKIMの役割)と組み合わせる必要があります。「SPFだけでは不十分。3点セットが土台」と言われる理由の一つがこれです。

🖋 DKIM — 電子印鑑

DKIMは、何をしてくれるのですか?
メール1通ごとに電子的なハンコを押し、「途中で改ざんされていない本物」だと受信側が検証できるようにします。SPFが「送信元の住所」を確認するのに対し、DKIMは「メールそのものの真正性」を保証します。転送に強いのも大きな長所です(→転送とSPFの宿命)。よくある誤解を一つ:DKIMは暗号化して中身を隠す仕組みではありません。守るのは「改ざんされていないこと」であって「盗み見されないこと」ではない点にご注意を。
DKIMの「セレクタ」って何ですか?
電子印鑑(公開鍵)につける「名前」です。たとえばGoogle Workspaceは「google」、Microsoft 365は「selector1」という名前を使います。同じドメインでも、サービスごとに別のセレクタで印鑑を登録できるので、複数サービスの併用でぶつかることはありません。SPFのように「1本にまとめる」必要はなく、それぞれ追加すれば共存できます。
配信サービス側で「DKIM設定済み」と言われました。それで十分ですか?
「どのドメインの印鑑か」を確認してください。配信会社ドメインの署名だけでは、DMARCには効きません。配信サービスの初期状態では、署名が「配信会社のドメイン」で行われていることがよくあります。これはハンコとしては本物でも、あなたの会社のハンコではないため、DMARCの合格(→アライメントの話)につながりません。管理画面に「独自ドメインのDKIM」「カスタムDKIM」といった設定があれば、必ずそちらを有効にしてください。
DKIMの鍵は、1024ビットと2048ビットのどちらにすべきですか?
選べるなら2048ビットにしてください。Gmailは1024ビット以上を要求し、2048ビットを推奨しています。DNS管理画面によっては2048ビットの長いレコードを1行で登録できないことがありますが、多くは文字列を分割して登録できます(分割表示されていても検証上は問題ありません)。手順はお使いのサービス別設定ガイドをご覧ください。
「CNAMEで登録してください」と言われました。TXTと何が違うのですか?
鍵の管理を配信会社に任せる「委任」方式です。任せる分、楽になります。CNAME方式なら、鍵の定期交換(ローテーション)を配信会社が自動でやってくれるため、自社での鍵管理が不要になります。日常運用ではメリットのほうが大きい方式です。ただし一つだけ約束を:解約したらCNAMEも必ず削除してください。委任先が消えたレコードを放置すると、第三者に悪用される余地が生まれます(→解約時は必ず削除)。
診断で「DKIMが確認できず」と出ました。未設定ということですか?
断定はできません。「見つからない=未設定」ではないのです。DKIMはセレクタ名(→セレクタとは)が分からないと外部から確認できない仕組みで、本ツールのスピード判定は代表的なセレクタ名を順に試しているにすぎません。確実に確認するには、お使いのサービスのセレクタ名を入力するか、実際に届いたメールのヘッダーを貼り付ける「完全判定」をお使いください。貼り付けた内容はブラウザ内だけで処理され、サーバーには送信されません。

📋 DMARC — 取り扱いルールと「育て方」

SPFとDKIMがあるのに、なぜDMARCまで必要なのですか?
受信者の画面に見える「差出人欄」を守れるのは、DMARCだけだからです。SPFもDKIMも、実は「裏側」のドメインを認証しているだけで、表の差出人欄との一致は確認していません(→表と裏の差出人)。つまり2つが揃っても、差出人欄の詐称は素通しなのです。DMARCは初めて「表示上の差出人」と「認証に合格したドメイン」の一致(アライメント)を検査し、失敗したメールの扱いを受信側に指示し、さらに悪用状況のレポートまで届けてくれます。3点セットの「要(かなめ)」がDMARCです。
DMARCは「p=none」のままでいいですか?意味はあるのですか?
第一歩として正解ですし、大きな意味があります。ただしゴールではありません。p=none(様子見)でも、①Gmailなどの送信者要件を満たせる、②レポート(rua)で「誰が自社ドメイン名でメールを送っているか」が見える化される、という2つの効果があります。一方で、なりすましメール自体はまだ素通しです。レポートで正当なメールがすべて認証に合格していることを確認できたら、quarantine への引き上げを検討してください(→引き上げの手順)。
SPFもDKIMもpassなのに、DMARCがfailします。なぜですか?
世界中でいちばん多い質問です。原因はほぼ確実に「アライメント(ドメインの一致)」です。DMARCの合格条件は「SPFかDKIMが合格していること」ではなく、「差出人欄と同じドメインで合格していること」。メール配信サービス利用時によく起きるのは、SPFは配信会社のReturn-Pathドメインで、DKIMは配信会社ドメインの署名で合格しているケースです。それは言わば「他人の合格証」で、あなたのドメインのDMARCには数えられません。対策は2つ:配信サービスの独自ドメインDKIM(カスタムDKIM)を有効にする(→独自ドメインDKIM)、可能なら独自Return-Path(カスタムバウンスドメイン)も設定する。この2つで解決します。
quarantine や reject へは、いつ引き上げればいいですか?
「正規のメールが全部DMARCに合格している」とレポートで確認できてから、です。おすすめの育て方は次のとおりです。
  1. p=none で設定し、レポートを受け取る(→レポートとは
  2. 2〜4週間以上レポートを観測し、すべての送信経路(業務メール・メルマガ・フォーム・各種システム)が合格していることを確認
  3. p=quarantine(怪しいメールは迷惑メールフォルダへ)に引き上げ、しばらく観測
  4. 問題なければ p=reject(受け取らない)へ
急がば回れ、が鉄則です。年に1回しか動かない送信システム(年末調整、株主通知など)の見落としにご注意を。
reject にすると、正規のメールまで止まりませんか?
「把握していない送信経路」が残っていると、止まります。だからこそ観測が先なのです。見落としやすい送信元を挙げます。心当たりを確認してください:問い合わせフォームの自動返信、WordPressなどWebサイトからの通知、請求・採用・予約・CRMなどのSaaS、複合機やNASのスキャン送信、海外拠点や外部委託先。これらが全部レポート上で合格になってからrejectへ——この順番さえ守れば、rejectは怖くありません。
XMLの添付メールが毎日届くようになりました。これは何ですか?
DMARC集計レポートです。故障でも攻撃でもなく、正常な動作です。世界中の受信事業者が「あなたのドメイン名を名乗るメールをこれだけ受け取り、認証結果はこうでした」と毎日報告してくれています。運用のコツは3つ。①レポート専用のメールアドレスを用意する、②XMLを人力で読もうとせず、無料の解析ツールやサービスに読ませる、③見るポイントは「正規の送信元がすべて合格しているか」と「見覚えのない送信元がないか」の2点だけ。
レポートに見覚えのないIPアドレスがあります。攻撃されているのでしょうか?
あわてないでください。「未把握の正規サービス」か「転送」であることも多いです。切り分けの手順:①利用中の配信サービス・SaaSのIP一覧と照合する、②各部門に「メールを送るシステムを契約していないか」を確認する(意外な部門が意外なツールを使っています)、③SPFはfailだがDKIMはpassというパターンなら転送の可能性が高い(→転送とSPFの宿命)、④それでも不明なら、本物のなりすましの可能性——むしろDMARCを強化する後押し材料になります。
メールを送らないドメイン(保有しているだけのドメイン)にも対策が必要ですか?
必要です。むしろ無防備なぶん、真っ先に悪用されます。対策は数分で終わります:SPFに v=spf1 -all(このドメインからメールは一切出ません宣言)、DMARCに p=reject を設定するだけ。ブランド保護用・リダイレクト用に持っているドメインこそ、忘れずに。

🏅 BIMI — 受信画面に自社ロゴ

BIMIは設定すべきですか?
任意です。まず3大必須設定を完了させるのが先です。BIMIは、認証に合格したメールの送信者アイコンに自社ロゴを表示する仕組み。受信画面での視認性と信頼感が上がる「DMARC強化のごほうび」的な上級オプションです。正直にお伝えすると、到達率を直接引き上げる仕組みではありません。土台が整い、ブランド表示に投資する価値がある段階になったら検討してください。→BIMIとは
ロゴを表示するための条件は何ですか?
大きく3つ+Gmailはもう1つです。①DMARCをp=quarantine以上に強化していること(サブドメイン向けポリシーが弱いままだと対象外になる点に注意)、②所定形式(SVG Tiny PS)のロゴを公開すること、③default._bimiレコードをDNSに設定すること。さらにGmailでの表示には④認証マーク証明書(VMC)が求められます。そして大切な注意:条件をすべて満たしても、表示するかどうかの最終判断は受信側にあります。表示は「保証」ではなく「審査の結果」です(→表示されないとき)。
VMC・CMCとは何ですか?いくらかかりますか?
認証局が発行する「このロゴは本当にこの会社のもの」という証明書で、年額の有償です(金額は認証局により異なります)。VMCは原則として登録商標のロゴが前提。商標登録がない場合は、長年の使用実績にもとづくCMCという選択肢もあります。なお、Gmailの青いチェックマーク表示に必要とされるのはVMCです。費用対効果の本音を言えば、多くの中小企業にとっては、証明書にお金をかける前に、3大必須設定の完了とDMARCの育成(→引き上げの手順)に手をかけるほうが、届く・信頼されるへの効果は大きいです。
BIMIを設定したのに、ロゴが表示されません。
原因は上から順に確認してください。①DNS反映待ち・レコードの記述ミス、②DMARCの強化不足(p=none のまま、サブドメインだけ弱い等→表示の条件)、③SVGがTiny PS形式になっていない(Illustratorの通常出力そのままでは通りません)、④証明書(VMC/CMC)の不備や期限切れ、⑤送信ドメインの評判・送信実績の不足(新しいドメインは実績が貯まるまで表示されにくい)、⑥ここまで全部OKでも、受信事業者の判断で表示されないことがあります。⑤⑥は設定では解決できない領域だと知っておくと、無駄な試行錯誤を防げます。
ロゴが丸く切れたり、ダークモードで見えなくなったりします。
受信側の表示仕様です。設定ではなくデザインで対処します。ポイントは4つ:正方形でロゴを中央に置く、円形に切り抜かれても欠けないよう余白をとる、背景は透明にせず色を指定する(白ロゴ×透明背景はダークモードで消えます)、小さく表示されるので細い文字や複雑な図柄は避ける。

🔍 このツールについて

このツールは、何を・どうやってチェックしていますか?
DNSに公開されているSPF・DKIM・DMARC・BIMIのレコードを、Google Public DNS/Cloudflare DNSのAPIで参照しています。実際のメール送信は行いません。そのため、できないことも明記しておきます:メール本文の内容や、送信サーバーの評判(レピュテーション)までは判定できません。「レコードは正しいのに届かない」場合の切り分けは、完全判定(→実物メールでの確認方法)とチェックリストをお使いください。
入力したドメインやメールヘッダーは、保存されますか?
保存しません。入力されたドメイン名はDNS問い合わせ以外に使用・保存せず、営業目的にも使いません。完全判定で貼り付けたメールヘッダーは、ブラウザ内だけで処理され、サーバーには送信されません。

✅ 最後に — 30秒でできる、最初の一歩

ここまで読んでくださったなら、もう「何が分からないか分からない」状態は抜けています。
あとは、自分のドメインの現在地を知るだけです。設定は一度きり。守られる安心は、そのあとずっと続きます。

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※ 本FAQの要件・仕様は各社の公表内容にもとづく要約です。最新の条件は送信者要件まとめ公式一次ソース集でご確認ください。